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2005年 09月 26日
92冊目は、長さんの本が紹介したくなりました。比較的最近の物でしかも代表的なもの・・・でこどものとも500号記念号でもある「どろにんげん」です。1997年11月号!(もう8年も前になるのですね)、こどものとも第500号です。
80年代の長さんの絵柄は、それまでのヘロヘロペン線描きに色付けから大きく変化します。ペンでの線描きは影を潜め、下書き縁取り無しアクリル絵の具(?)ベタベタ系になり、暗い色調の時代を経て、やがて新・長三原色(笑)と私が勝手に呼ぶピンク・オレンジ・黄色を主役とした絵本が数多くかかれます。この新・長三原色(笑)時代の代表がこの絵本ではないでしょうか?どろにんげんvsたこandいも・・・登場キャラもおなじみのものばかりです。ナンセンスなのですが妙にまとまっている、子供にウケル絵本です。内容的には・・・年少版のレベルなのですが(笑)、長さんはきっと”昔からのこどものとも”の感覚で描かれたのではないでしょうか? この号を求められる場合、できれば是非”絵本のたのしみ”付きを探してみて下さい。写真にあるように、長さんがこの絵本を書くようになった動機を妙に説得力のある言葉で述べています。そして、「こどものとも500号をむかえて」という題で、長さん、林明子さん、さとうわきこさん、山脇百合子さんが文をよせています。長さんは初めて書いた「がんばれさるのさらんくん」にまつわる思い出やその時の堀内さんとの交流についてもお話されてます。興味深いのは、”こどものともに描けるということで天にものぼる気持ちになり、はりきりすぎて・・・失敗した。太田大八先生に、いつものようにちゃらんぽらんにやればもっといい作品になったのに、、と批評された。”というくだりです。あの当時の他のこどものともと”さらんくん・・”を比べると、、、十分にちゃらんぽらんなのですが(笑)。
by koorom
| 2005-09-26 15:39
| 長新太(Shinta Cho)
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Comments(2)
はじめまして。「どろにんげん」を検索していてこちらに辿り着きました。
私もこの本大好きです! でも、復刊の本を購入してしまったので 「絵本のたのしみ」の内容がとっても気になります。 読み応えあるステキなブログですね。 また立ち寄らせていただきます!
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Commented
by
koorom at 2006-04-17 18:42
miyacoさん、初めまして。私は最近の絵本にはあまり魅かれないのですが、この本は数少ないお気に入りです。絵本のたのしみは子供の時は興味なかった(というか気がつかなかった)ですが、大人になって読んでみると色々楽しめます。是非探してみて下さい。
これからもよろしくお願いします。
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