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2006年 10月 02日
143冊目は、久々の写真絵本?です。たくさんのふしぎ 1995年9月 第126号 「ぼくは盆栽」です。芸術家 沼田元氣さんの作品です。
沼田さんが盆栽の精となって東海道を旅した時のお話が写真と共に綴られています。写真絵本というか、紀行写真集というか、アート作品というか、、、カテゴリー分けが難しい、でも面白いです。レイアウトも凝っています。ページをめくると、上の段からお話が始まり最後のページまでくると絵本をひっくり返すのです。そうするとさかさまに印刷されていた下半分の写真とお話が上半分から続いた状態で読むことが出来ます。モノクロ写真ですが沼田さんだけがカラーでコラージュされており、写真一枚一枚がアートです。 ふしぎ新聞には、沼田さんがコメントされています。”忙しい忙しいとなっている人、そんな時は盆栽を思い出して下さい。植物だけが知っているゆったりした時の流れを感じてみる、それは心の中に小さな庭を持つということににています。人は決して大きくなる必要は無く、そこで本来の自分を取り戻すことが出来るのです。” と、、、。 最後にはオマケに杉浦茂画伯イラストの地図と付録がついています。盛りだくさんの一冊です!
by koorom
| 2006-10-02 18:43
| たくさんのふしぎ
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Comments(2)
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racdasan at 2006-10-04 14:35
やられた!すごいインパクトですね。ヤフオクで手に入るものならぜひ見たい!まさにここは、集めた本を見せびらかすブログですね。
ずっとつづけてくださいね。 盆栽君も松ちゃんもたまらん。今このセンスをもういちどこども本で復活させて欲しい。今のこどものための絵本は理想の子供像みたいな、 半ばありえない良い心、可愛い心で見る本ばかりで少々うんざりします。
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by
koorom at 2006-10-04 17:24
racdasanさんこんにちは。この本は面白いですよ(笑)。是非入手されることをお薦めします。”たくさんのふしぎ”は、対象が高学年なので、結構思い切った(笑)作品が時々登場するので楽しみにしています。
それにしても最近の012は、、、パターンが固定されてきてしまって面白くナイですね。
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