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2008年 04月 19日
180冊目は、、、前回告知したように ”絵本の楽しみ”に ”ある本のおわび” が裏表紙に載っていました。その流れで今回紹介したいと思います。
”ちのはなし” 堀内誠一 ぶんとえ かがくのとも 1971年1月 第22号 堀内さんは、かがくのともではオリジナリティに溢れた”からだ”に関する絵本を数多く発表されています。”てとゆび”に続く第2冊目がこの”ちのはなし”です。現在でもハードーカバーで発行されている永遠のスタンダードです。 ところが、、、、、 前回の”いぬとにわとり”の絵本の楽しみの裏表紙には、”ちのはなし についてのおわび” と題した記載が1ページにわたって述べられています。 曰く、3箇所問題点がみつかった、、、 ①座っていて足がしびれるのは血管が圧迫されるのではなく、ヒ骨神経・坐骨神経が圧迫され るためである ②懐中電灯で手を照らして赤く見えるの原因として ”血がすけて見える”という表現には問題 がある ③心臓から身体の各部分にいく血管の模式図のデフォルメは子どもたちに誤解を生みやすい 部分がある ”え~、そうなんじゃ~ 知らんかった” ということで手持ちの本で比べてみました。 左:改訂前の”はじめてあう科学絵本”(1972年3月発行) 右:改訂後の”かがくのとも傑作集”(1978年10月 改訂版第一刷) くしくも右の本は改訂版の初版だったようですが、、、、 ①の所は、2ページがまるまる削除されています。下の写真がその削除されたページです。 判りやすいいい絵なのですが、医学的には×なんですよね。 ②は”ちがすけてみえる”という表現が”ちがながれている”に変更されています。 ③ですが、微妙ですが(笑)心臓付近の絵が変わっています。 (変更前) (変更後) という感じで、かなりの改訂があったことを最近知った私でした(笑)。堀内さんはどういう思いで改訂を受け入れ・描きなおしたのでしょうか? P.S. ”絵本の楽しみ”には、”おてもとにこの本がありましたら書籍小包でお送り下さい。お買い求めになった時の金額と送料をお返しします” とありました。本当に律儀な出版社さんですね(笑)。
by koorom
| 2008-04-19 13:03
| 堀内誠一SeiichiHoriuchi
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