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2005年 03月 16日
49冊目は、50冊目のプレ企画としてお宝を出します。飯島敏子さく・長新太え、「はしれぴーぽーくん」です。ひかりのくに 昭和33年9月号です。
この本は、長さんの記念すべき第2作目の絵本です。最初の絵本は同年3月のこどものとも第24号「がんばれさるのさらんくん」で、この絵本をはさみ、第3作が翌34年2月のこどものとも第35号「おしゃべりなたまごやき」です。不思議なことにこの後しばらく長さんは絵本製作をやめます。その次にでたのが昭和36年3月・こどものとも第60号「三びきのライオンのこ」まで2年間ブランクがあります。 この最初の3作は、後の物とは絵柄やレイアウト、色調が全く異なります。それまで漫画家だった長さんに絵本を書くように薦めたのが堀内さんであり、長さんの最初の原稿(がんばれさるのさらんくん)を居酒屋で見た時、堀内さんは、その斬新な絵に衝撃を受け、”新しい絵本の時代が切り開かれた”と思ったそうです。(月刊絵本、長新太特集号より) 確かに、全体を俯瞰したレイアウト、鉛筆の下絵が残り平面的にも立体的にも見える絵、ごちゃごちゃしていて実はうるさくない・子供の目をひきつける何かをもった絵柄は、当時の他の誰の物とも異なり衝撃的だったでしょう。これらの3冊のうち、こどものともの2冊は1989年に出た復刻版を探せば読むことができますが、この絵本だけは再発されてません。 入手できたのは幸運でした。で、あまり読まずに大切に保管しています(笑)
by koorom
| 2005-03-16 16:09
| 長新太(Shinta Cho)
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Comments(2)
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